以前、カミさんがネット販売でワインの詰め合わせを買ってくれました。タイムセールで安くなっていたからとのことですが、ペットボトルに入ったワインを嬉しそうに呑んでいるジジイを不憫に思ったのでしょうか。最初の一本は渋くて酸っぱくて、ちょっと困ったなと思ったのですが、だんだん舌が慣れて来たのか、味がわかって来たのか、美味しく感じられるようになって来ました。コクが感じられたり、甘みが強かったりと違いも少しずつですがわかるようになって来ました。大昔、子供の頃に、一度だけワインづくりに挑戦したことがありました。確か誰かに大量にもらったブドウが熟しすぎていて、それならワインにしたら良いというので、見よう見まねでトライしたものでした。記憶が定かではありませんが、梅酒を漬ける瓶に入れて暗いところに置いて発酵を待ちました、ぶくぶくいってきて発酵が終わったら、漉して一s等瓶に移して寝かせておきました。だいぶ時間が経ってから試しに飲んでみたところ、酸っぱくて渋くて、これはダメだと捨ててしまいました。今思うとあれが普通のワインだったのではないかと思うのですが。何しろ当時はワインといえば、赤玉ポートワインしか知りませんでしたので。ちょっと前の話ですが、友人のオランダ人の彫刻家のアトリエに泊めてもらったとき、晩に呑んだワイン二本を呑み比べて、こっちの方がずっと美味しいと指差しは方が、実は安物だったという失敗経験がありました。奥が深いのがワインの世界のようです。お酒が並んだ店には、フランス、イタリア、チリ、と世界中のワインが並んでいます。すごく高いのから手頃な値段のまでピンキリですが。どれほど味に違いがあるのか試してみたい気もします。