雨です。朝から。節分ですが、肌寒い。窯仕事。息子は奥で、こちらは工房で。完全に手分けしてです。色面の仕事。釉薬をどぶ漬けして、蝋と灯油を混ぜた湯煎液に漬け込み、別の釉薬を重ね掛け。焼き上がりはシンプルですが、手がかかります。それに失敗も多く、難しい。なんでこんな技法を思いついたのか、われながら馬鹿だと思います。人がやらないことをやりたいという、ある意味、自己顕示欲から始めたものです。ものづくりとは厄介なもので、人と同じことばかりでは満足でくなくなるもののようです。