2021年12月30日木曜日

陶芸

今年を振り返る、第二弾。仕事の話です。陶芸屋久島日記というくらいですから今年の陶芸についてです。今年もいくつかまとまった仕事をやらせていただきました。その中で大きかったのは。お寿司屋さんの寿司下駄です。寿司下駄という言葉も知らなかったのですが。高級寿司店の付け台で目の前で握ったお寿司を乗せるためのお皿です。それを屋久島のブルーで作って欲しいという注文でした。この仕事は大きな平たいプレートを反り返らないようにどのように焼き上げるかに苦労しました。制作の途中で土にいかにして平均に力をくわえるか。 これまでの経験の全てをつぎ込みました。土の調整からスラブローラーの使い方まで、なんとかあまり変形させずに焼き上げることができました。それと、ホテルから頼まれた大皿。こちらは全て息子に任せました。世代交代を自覚した年でもありました。もう一つ。タイルをたくさん焼きました。そのタイルを使って、屋久島の地杉と組み合わせてトレー作りに挑戦しました。こちらはまだ制作途中ですが、お客さんの評判は悪くないようです。屋久島の木と組み合わせた物作りは長い間の課題だったのですがようやくなんとか形が見えてきました。ただ、地杉を提供してくれた材木屋が早々と閉店してしまいました。まあ、製材所から直接買い入れればなんとかなるとは思いますが。なかなか新しいビジネスを軌道に乗せるのは難しいと教えられました。来年の春には大きな課題が二つ待っています。今はそれに向かって必死に取り組んでいるところです。