削りの台のことをシッタと呼びます。昨日今日と、このシッタを使って削りをしました。蹴り轆轤での削り作業は一日中同じ姿勢になるので腰が痛くなります。特に高さが合わないで、前かがみですと。そこで台を工夫します。最近よく使っているのだ、本焼きを終えた水差しです。それを伏せて轆轤に固定して、シッタを載せます。そうするとちょうど高さが合って、背中を伸ばして作業ができます。二日続けてやったのにもかかわらず、あまり腰が痛くなりませんでした。最近、腰が痛くて悩んでいたのですが、少しずつ良くなっているようです。膝も違和感がなくなってきました。指も少しずつ痛みが少なくなっているようです。お腹の憩室もあまり気にならなくなっています。一時は身体中、痛いところだらけでしたが、ここにきてなんとか快方に向かっているようです。来年に向けて希望が持てるようになってきました。「終わりよければすべてよし」とまでは言えませんが、無理をしないよう、テゲテゲでやってゆこうと思います。