2023年11月6日月曜日

茶道美術

本棚から茶道美術という本を引っ張り出して、眺めています。昔個展を開いていたころ、勉強しなければと思ってかなり無理をして購入した本です。しかしあの頃はそれほど真剣に見ることはありませんでした。今になるとちゃんと勉強しておけばよかったと反省していますが。実際 のところ、当時は焼き〆の仕事ばかりでしたから出来ることも限られていました。今になっていろいろな釉薬を使うようになるとあれもやりたいこれもやりたいと次々とページをめくっています。陶器の器だけではなく茶杓にも漆の菓子器にも目が行ってしまいます。当然茶掛けという掛け軸にも。戦国の大名が茶入れ一個と城を交換したという話に信ぴょう性を感じてしまいます。そんなわけで余りのめりこまないように淡々と勉強してゆきたいと思っています。