ここのところ、人間関係でギクシャクが続いています。今日はなんとなく平穏な一日になりそうな気がして、息子に「心おだやかに過ごせそうだね」と口にしてしまいました。ところが、人生はそんなに甘いものではないようです。午後来た若いお客さん。いきなり奥の作業場まで来て、土はどこのを使っているかとか、窯はなんの窯かとか、しつこく根掘り葉掘り聞いて来ます。ついうるさくなって、大きな声を出してしまいました。説明はしてあげたのですが、執念深く、人の話をまともに聞く様子がありませんでした。誰かに、何かを吹き込まれて来たのでしょうか。しばらく工房の作品をガチャガチャ触っていましたが、「帰ります」と言い残して出てゆきました。普通は、手を止めてすみませんでしたとか、ありがとうございましたの一言あるものですが。はらわたが煮えくり返ってましたが、しばらくすると、言いすぎたかなとか、大人気なかったかなとか、いつもの反省です。どうして心を乱すようなことばかり起きるのでしょうか。それとも、ただ歳をとってこらえ性がなくなっただけなのでしょうか。