2020年2月23日日曜日

治具

日曜の朝は、みかんジュース作りです。昨日、タンカンのキズ物をたくさんもらいました。ほんのわずかでも、傷のついたタンカンは商品価値がなくなるらしく、毎年たくさんいただきます。それをジュースに絞って、冷凍して毎朝のスムージーで使います。いつもは、いたみそうになって慌てて、絞るのですが、今年は新鮮なうちにジュースにしようと今朝から始めました。ただ、一気にやると疲れますから、ぼちぼち何回かに分けてやろうと思います。工房ではネギスライサーの治具を作りました。

治具というのは、木工などの機械作業をするための補助の道具です。これがあると、作業の安全度と能率が格段に上がります。なぜ、ネギスライサーかと言いますと、今年は畑のネギが調子が良くてたくさん育っています。このままでは食べきれそうにありません。そこで大好きなみじん切りにして、たくさん食べようと思ったのです。しかし、細かく刻むのはなかなか時間もかかって大変なのです。目も痛くなりますし。モーターできざむ機械は普通買うとかなり高価です。だいたい、蕎麦屋さんやラーメン屋さんが営業用に使うものですから。そこで、例のごとくオークションで安いのを探しました。なんとか落札できましたが、どうもこの機種は青ネギが苦手のようです。柔らかい葉を切るのはなかなか難しいのでしょうね。そこで、治具を考えてみました。投入口小さくして、刃が当たった時、逃げにくくしようというものです。それに、手で押し込むと、奥では鋭い刃が回っています。指を切らないために押し込むジグも作りました。実験してみましたら、わけぎの柔らかい先っぽは細かくきざむことは難しいのですが、まあ、切れないということは柔らかいということですし、自家用なので、目をつぶることにしました。押し込むための治具はうまく機能して、能率と安全性は格段に良くなりました。一把切るのに1分かかりませんから。あとは使い方を工夫すれば、より綺麗なみじん切りができそうです。