2022年3月3日木曜日

告知

昨日までの慌ただしさとは打って変わって、静かな一日です。足りなくなった釉薬を三種類、作り足して、手書きでプライスカードを作ったり、簡単なサインボードを印刷したりとゆったり過ごしています。ここで迫ってまいりました、物産展の告知をさせていただきます。会期は三月九日から十四日まで、会場は阪急梅田本店9階催場となっております。催しのタイトルは「春の九州物産大会 」です。屋久島からは初日の九日から十一日までの三日間、売り場に立つ予定です。70過ぎの爺さんをお見かけいただきましたら、お声をかけて下さい。今回のテーマ「世界自然遺産に選ばれた地域を中心に」ということで、お声をかけていただき出品することにいたしました。屋久島からは他に、鹿肉料理の「ジビエ天国」と苔玉の「ヒュッテ・フォーマサンヒロ」さんが参加いたします。近頃はほとんど島から出ることなく、引きこもり状態でしたので、大都会の雰囲気もすっかり場違いとなってしまいました。手の骨折入院から退院して、十一月から、この展示会に向けて全力で取り組んでまいりました。今年は屋久島での、作陶五十年でもあります。すっかり歳をとってしまいましたが、大きな節目でもあります。薪窯での焼締でスタートいたしました作陶生活も現在では青や緑の釉薬を中心に。今回初お目見えのラスター釉の小壺なども出品いたします。お近くの方は、ぜひ足を運んで感想などをお聞かせいただけたら幸いです。新型コロナのまん延防止も延長になり、海外では激しい戦闘も起きております。何かと落ち着かない日々ではございますが、島の豊かな自然から生まれた器で、ひととき心を癒していただけたら幸いです。