2022年3月5日土曜日

静かなる

 つい数日前までが嘘のように静かなる日々を過ごしております。大みそかも元旦も働いていたのが。今、大掃除とはゆかないまでも、あっちこっち綺麗にしています。展示場の拭き掃除をしたり、床に敷き込んだ、窯を壊した時の耐火煉瓦を磨いたり。ベトナムで手に入れたパッチワークの大きな布も洗濯機で汚れを落としました。そして、今日もヴァランダーシリーズを読んでいます。最後の作品の前に発刊された短編集です。シリーズが始まる前のヴァランダーのものがたり。どういうきっかけで刑事になったのかを、後から描いた物語のようです。この話の最後の言葉が心に残ります。「死ぬのも生きることのうち。人生に素晴らしい時があるように、死ぬにもふさわしい時がある。」