2019年9月24日火曜日

コンパニオンプランツ

野菜栽培の本を読むと、コンパニオンプランツと言って、相性の良い野菜を一緒に植えることで、お互いがより元気に育つ組み合わせが出ています。例えば、里芋と生姜、我が畑でも、これまで、ほとんど育たなかった生姜が、里芋の足元に植えたところ、葉が青々と元気に育っている。長い間の経験から、見つけ出された組み合わせは、確かだとわかります。こちらは、少し意味は違うと思いますが、昔から、島ではサツマイモをいろいろな種類を取り混ぜて育ててきました。それは、ある品種が病気などで、うまく育たないときでも、他の品種がそれをカバーするという、古くからの知恵だと思います。ふかし芋にしたとき、割ってみて初めて、人参芋だとか、紫芋だなどと分かるわけで、ちょっと、ワクワクします。ただ、販売用としては無理だとは思いますが。昔から、代用主食としてなくてはならないものだったということでしょうか。我が畑でも、今年3年目のシルクスイートが調子が良くありません。一方、2年目のハロウィンスイートの方は元気なようです。昔の人の知恵に今更ながら、感心させられます。

話は変わりますが、我が家の畑はあまり耕さずに野菜を育てています。今育っている脇に次の野菜の種をまいたり、苗を植えます。だから、普通に見かける畑のようは、畝ごとに種類が揃うということはあまりありません。時々、前の年に育てた、野菜の種が勝手に出てくることもあります。中には相性が悪くて、枯れてしまうものもありますが、案外元気に育ってくれます。いってみれば、自然淘汰型コンパニオンプランツといっても良いかもしれません。ただ、ちょっと見たところは、何が育っているのか、わからない混沌とした畑に見えますが。