一週間かかってしまいました。石膏型を作り終えるまでに。もう、精魂、使い果たしたような気がします。しかし、よくよく考えてみるとこれでようやくスタートに立てたという事にすぎません。これから型取りをして、細部を作り、色を着けて、素焼きから本焼きと長い道のりが必要です。陶芸という仕事も手間と根気が必要です。どうなモノ造りでも同じだとは思うのですが。たとえそれで狙い通りのものが出来たとしても、それが人の心を打つかどうかは全く未知数なわけで、というか、ほとんどが自己満足で終わってしまうもの。一生のうちに一つでもヒットすれば上出来という事かもしれません。