今朝の事です。犬を連れて散歩に行こうと外に出ると、裏山で大きな足音。振り返るとシカらしい白いお尻が見えました。しばらくたたずんでいるとすぐ近くで鋭い鳴き声。近いところから威嚇してくるような声。どうやらこっちを怖がっている様子がありません。おそらくあの辺で夜を明かしたようでした。工房では下の、元牛小屋だったところ。今は廃屋状態ですがサルたちが群れていて、鳴き声が響いてきます。昔は、屋久島では人二万鹿二万猿二万と言われていましたが、農業被害とかもあって、山に追い上げるため、駆除が行われています。しかし秋になってどんぐりが実を着けるようになると里に下りてきます。その結果が今日のような状況。なんとまあ、ワイルドなのでしょう。このまま暮らしに害さえなければ長閑でよいのでしょうが、野菜畑を荒らしたりみかんの被害をもたらしたりと、なかなか共生は難しいようです。人の暮らしもあまりワイルドとはゆかなくなったようです。