2024年9月16日月曜日

オークション

 インターネットオークションで、デジカメを買ってしまいました。二十年近くも前の機種。今使っているものが重いので、もっとシンプルで軽そうなものを。いわゆるバカチョンのような。かなり昔の機種なのでどのような写りなのかは全く分かりませんが。カメラで写りが変わるかどうか。ですが、チョットだけ愉しみです。

2024年9月15日日曜日

スワロー

 ツバメ。ヤクルト。1950年に国鉄スワローズでスタートしたチームも今年で74年目を迎えました。我が身と同じ歳。途中でサンケイアトムズと名前が変わって現在のオーナーはヤクルト。実は今年飲み始めたヤクルト1000ですが、最近はどこのスーパーでも手に入ります。そもそものチーム名は特急つばめが発祥とか。なぜこんなことを考え始めたのかというとムーミンのような造形物にどんな名前を付けようかという事で。ムーミントロールをそのまま真似するわけにもゆかないし。当然インスパイヤー元なのですが。屋久島にいるからと言ってもののけでは訴えられそうだし。ヤッシーでは昔どこかで県知事やってた人の愛称だし。何かないかなあとずっと考え中です。想像力皆無。情けなくなります。ヤックーなんてどうかしら。やはりヤクルトとかぶるなあ。うーん。

2024年9月14日土曜日

光る空

 最近カメラで空ばかり写しています。屋久島では自然の変化にばかり、目が向いてしまいます。中でも朝と夕方が光が劇的に変化します。「光る海 光る大空 ひーかる大地」これは昔よく見ていたエイトマンというアニメの主題歌の始まりです。「行こう無限の地平線」と続きます。カメラ越しにファインダーを覗くと変化する大空の色に吸い寄せられます。昨日も夕方の空に惹きつけられました。台風が近づくと空が普段とは違った表情を見せてくれます。昔、画家を目指していたころ、印象派の画家に強く惹かれました。たとえばシスレーの灰色の空、ボナールの紫、スーチンの赤。そしてなんといっても青い絵の具で描かれる風景画。屋久島に暮らして心に残るのは様々な表情を見せる青。雨、雲、水。風を感じ陽を感じ土を感じるのは、水を通してかもしれません。空から降り注ぎ、大地から蒸発し、地を流れ、海原に広がる。水の存在が無数に表情を変えて見せてくれます。六月からカメラを持って散歩を続けているとわずかずつの色の変化が季節の移り変わりを教えてくれます。

2024年9月13日金曜日

金曜日

 十三日の金曜日。なんとなく不吉な日。日本にはあまり関係ない気もしますが。キリストと関係があるのかな。我が国はおてんとうさまが守る国ですし。お月様も大切です。十五夜お月様とか。それでも無事に過ごしたいと思います。台風も接近しているようですが。毎日悲しくなったり、チョット嬉しくなったり。それが生きるという事でしょうか。余り具体的なことをここで書くわけにはゆきませんが。ただ、明日からの週末。ムーミンを作れたら楽しいだろうな。

2024年9月12日木曜日

残暑

 夏に逆戻り。朝はもくもく入道雲。気温もぐんぐん上昇。なかなか厳しい。愛犬もハアハアと肩で息をしています。なかなかつらいこの暑さ。台風も近くにきているようです。今朝はまた水が止まって、川に行きました。足を水につけるとひんやりとして幸せな気分。しかし、浸ってばかりはいられません。そろそろあのヒルのやつが活動をはじめます。油断大敵。くわばらくわばら。帰り道で虹を見ることが出来ました。

2024年9月11日水曜日

カメラ

 今朝目覚めると、南の空が赤く色づいていました。早速カメラを持ち出してシャッターを切ろうとしたのですが足を踏み外して危うくこけそうになりました。その拍子にカメラの液晶が暗くなって、反応しなくなりました。前にも何度か同じ現象が起きたので、てっきり故障かと思いました。工房であっちこっち触っているとあるスイッチを押すと突然に画面があらわれました。おそらく何かの拍子に手があったってしまったのでしょう。てっきり壊れてしまったかと思い込み、次のカメラを物色し始めたところでした。大した写真が撮れていたわけでもありませんが、毎朝、散歩のときに身辺のあれこれを記録するのは最近の楽しみとなっていました。よかったという安どの気持ちと、拍子抜けのような気持ちとで複雑です。明日からの散歩でまた首からぶら下げて歩くのが楽しみです。

2024年9月10日火曜日

ムカデ

 夜中に嚙まれました。ムカデに。あろうことか、股の付け根。あっ、やられたと思い慌てて調べました。明らかな噛み跡。急いでどこのいるのか探しましたが見つかりません。布団を裏返しても、シーツをひっくり返しても。諦めてトイレに立つと、服からボトリ。何とかつぶそうとしますが、さすが敵もさるもの。十センチもジャンプして逃げます。ようやく見つけ出してペーパーで押しつぶそうとしたら指と手の甲の二箇所を噛まれました。薬を塗ったら朝には痛みも引いていましたが、悔しい事。あいつら何のために寝ている人間のところまでやってきて噛みつくのでしょうか。世の中に色々な毒虫がいますがムカデはそのうちでも最も毒々しいやつです。誰が、あんな姿の生き物を造り上げたのでしょうか。

2024年9月8日日曜日

ハウス

 ムーミンハウスが焼き上がりました。半分は灯台のような感じ。灯台は英語ではライト ハウスというようです。大小合わせて五十個。我ながらよく作ったなと思います。全て白化粧を施して。素焼きした後1050度で焼き上げました。今回は釉薬を溶かす必要がないので本焼き温度と素焼き温度の中間ぐらいで。この温度だとかなり硬く焼けて丈夫さもなかなか。今日はムーミンとスナフキンを造ろうと思いましたが、暑さと疲れでそこまでたどり着けませんでした。次に持越しです。

2024年9月7日土曜日

屋久島焼

 夕方のお客さん。「ここの器は全部屋久島焼ですか」と聞かれて、「ここで五十年、屋久島焼としてやってます」ですから「ここの器は屋久島焼と言っても良いと思います」。たまにこういう質問を受ける事があります。その都度、返答に窮してしまいます。実は初めから屋久島焼を称していたわけではないからです。最初は何も名前がありませんでした。窯の名前も。そのうちに誰が言ったか、新八野という字の場所だから新八野窯という事で人が呼ぶようになりました。そして、屋久島で焼いているから屋久島焼だとも。気がついたらそうなっていたのです。でもそんな細かい事をいちいち説明するのも面倒なので。そういう事になったのです。気がつけばこの島で陶器を焼くようになって五十年余り。その間に土も窯も技法も変わりました。時代に連れて、状況はいろいろ変化してきます。そんな中で何とか続けることが出来るよう必死にあがいてまいりました。この先どうなってしまうのか見当もつきませんが、おそらく何とか生き延びるために必死に取り組んでゆくことでしょう。

2024年9月6日金曜日

散歩

 いつもの時間。六時に家を出て歩き始めました。しばらく歩くと、愛犬スズんの足の運びがちょっと変でした。「もう歳だからなあ、ちょっとコースを変えようか。」スズも気がつけば十六歳。獣医さんからはいつ死んでもおかしくないとお墨付きを頂いております。家に来た時はまだ生まれてすぐでした。あの頃、体調を崩して血圧が異常に高くなってしまいました。そこで思いついたのが毎日歩く事。一人では続きそうにありません。そこで迎えたのがスズ。あれからかみさんとの散歩が始まりました。気がつけばスズももうお婆さん。こっちも年老いて、先日は敬老の日の招待が届きました。名実ともに老境入りです。この調子だとスズとこっちとどちらが先だろう。そんな言葉が常套句になってしまいました。日々衰えを感じつつ、スズも頑張ってるんだから、こっちも弱音は吐けないぞと、なんとか日々を送っているところです。

2024年9月5日木曜日

野生

 この前の台風十号。影響は我々人間ばかりではなかったようです。台風が通過した後、家の周りで鹿の兄弟らしい四頭が出没するようになりました。こんなところに出てくると人間にやられるぞと語り掛けますが。何故か人里に下りてきました。山が荒れてしまったのでしょうか。今日は屋根の上で猿の走り回る音。お前たちもかと思わず口をついてしまいました。蝉の鳴き声も急にツクツクボウシに変わりましたし。朝の散歩でカニを見つけると無事だったかとつい口にでてしまいました。弥生杉が倒れたとニュースで知りました。様々なところで影響が出ているようです。わたくしたちは自然の中で生かしてもらっています。なんとか生きていることに感謝しなければと思っています。

2024年9月4日水曜日

屋根

 台風にやられた屋根の修理をしました。落ちた瓦を直したり、飛ばされた雨どいを修理したり、最後は土嚢袋で圧えたり。秋で早朝はかなり涼しくなりましたが、日中は日差しも強く骨の折れる作業でした。歳をとって足元がかなりおぼつかなくなって傾斜を歩くのは骨が折れます。何とか応急修理は終えましたが、工房は老朽化するばかり。先の事を考えると暗い気持ちになります。まあ、ネガティブなことは忘れて、とりあえず明日の事を思って明るく過ごしてゆきたいと思っています。

2024年9月3日火曜日

カメラ

 新しいカメラが届いて三か月がたちました。梅雨のアジサイに始まり夏が過ぎて気がつけば秋空が写っています。写真はほとんど朝の散歩の途中でシャッターを切っています。「カメラがないと写真は撮れない」という言葉はあるユーチューバーのカメラマンが言った言葉です。確かにその通りだと思うのですが。カメラがあっても良い写真は撮れないというのが、わが残したい言葉です。粘土がないと焼き物は出来ない。窯がないと焼き物は出来ない。というのも事実です。じゃあ粘土と窯があればよい焼き物が出来るのかというとやはりできません。なかなか難しいところであります。

2024年9月2日月曜日

遊び

 遊びをせんとや生まれけむ。働きせんとや生まれけむ。そんな言葉が浮かぶような日。よく、働きました。朝一で土づくり。土練機に向かいました。そのあと作品を外に出して乾燥。素焼きの準備。あとはろくろ作業。注文品を造りました。せっせせっせと。頑張りました。まだまだ出来るぞという気分。ところが昼に家では敬老の日の招待状。もうそんな歳かとショック。人からねぎらわれるようになるなんて。いやあ、まだまだ。老けるには早すぎます。

2024年9月1日日曜日

セプテンバー

 あっという間に九月。いつも仕事しながらネットで音楽配信を聞いています。いつもは青春時代の懐かしいフォークソング。しかし今日は検索して、アース・ウィンド・アンドファイアーとか竹内まりあを流しました。ろくろで昨日の続きの扁壷。これは蹴ろくろの特徴を生かした、手と足のコラボ。昨日と比べて一回り大きな花生けを造りました。予定は十個。しかし結果は四個だけ。思ったよりも進みませんでした。何回か失敗したり、思った形にならなかったり。苦戦しました。それでも楽しめたから良かった。大切なのは気持ちを入れることですから。