2024年6月30日日曜日

休日

 日曜日は世間では休日です。でも、ほぼ毎日がお休みの我が身は変わることがありません。お休みとは言っても陶芸に関わっているのですが。陶芸は仕事でもあり遊びでもあります。というわけで今日も昨日の続きの仕事。体験を教えて、お客さんの相手。毎日、色々チャレンジしつつ、人と触れ合い。土と戯れる、そんな日々を送っております。

2024年6月29日土曜日

デジャブ

 夕方になって急に陽が差してきました。梅雨が終わったかなという理由のない実感。一人、工房で作業をしていたら、突然前にもこんな日があったようなという妙な記憶がよみがえってきました。どういう事でしょう。夏を実感するとそんな思いにかられるときがあります。子供のころ、強い日差しの中、母親に手を引かれながら墓参りに行った日の事とか。くっきりとよみがえる絵。白いシャツを着て麦わら帽子をかぶり、汗を流しながら歩いた青山墓地への道とか。今日、工房を訪れたお客さん。ここで何年ぐらいやっているのですかと聞かれて、つい大昔の事を語ってしまいました。まだ二十歳を過ぎたばかりのころ、深夜の高速バスに乗って、大阪で乗り換えて夜行列車の硬い座席に揺られて朝早くに西鹿児島駅にたどり着いて、フェリーに揺られて屋久島にたどり着いた日の事など。大学で絵を志していた話も、どんな画家が好きでしたかと尋ねられて、印象派の画家から大学に入ったころのニューヨークの抽象表現主義に影響を受けた話など。屋久島で土を掘って、薪を切りに山に入ったり、窯を焚いたりというような。今思うとあの頃は若くて元気だったなあと思います。何しろ、太い松の木をチェンソーで切りながら真夏に何昼夜も窯を焚いていたのですから。今朝など三十分ほど草払い機を回していたらすっかりばててしまいました。歳は取りたくないものですねえ。

2024年6月28日金曜日

スラブローラー

 今日もスラブ仕事でした。一日中粘土を薄く延ばして、それを均等に切り分けて、一つずつ形を整え、裏をくりぬいて細長い箸置き状に。今日のような湿度が高く雨混じりはこの仕事には最適です。乾燥が早いと変形も大きくなりますから。明日も一日中この仕事の続きの予定。とにかく数を作らないといけませんから。まさに職人技。一職人としてせっせと励むつもりです。

2024年6月27日木曜日

木工

 朝からとんてんかんと古くぎを抜いたり、丸鋸でベニヤを切ったり。もう何十年も使っている板ですから釘も錆びて簡単には抜けません。無理やりこじって分解した後、切断作業。なれないことでこわごわ。最後は手鋸で細かいところを仕上げて何とか終了。この作業も生きてる間はこれっきりだなと妙な感慨。午後はそのスラブローラーで箸置きづくり。最近人気でよく出ます。今日のところは五十個ほど。後は明日に取っておきます。

2024年6月26日水曜日

土練機

 朝から土づくりのため、土練機を回しました。もう五十年以上も前のもの。昔、会社で使っていたものを引き継ぎました。会社が無くなって、雨ざらしでほぼ錆び腐っていたものを再生しました。フレームはすべて、新しいのに変えて、本体もすべて、ばらして組みなおしました。電気屋さんに繋いでもらったらなんと逆回転して、配線しなおしたものです。今では老朽化が進んで使うたびに潤滑剤をスプレーして何とか使い続けています。まるで我が身を見るようです。夕方建材店に用事が出来て出かけたところ、何十年ぶりかで、左官屋さんに出会いました。もう何年合ってないだろうかと昔を振り返ったのですが、後々思い出したら二十年以上も前でした。その間に建具屋さんは他界してしまったり、そのほか何人もの人たちが逝ってしまいました。長いようであっという間に過ぎてゆくのが、人の暮らしだと思います。

2024年6月25日火曜日

棚卸し

 今年も半分の棚卸が済んでしまいました。あっという間の事です。現在、奈良では個展開催中、もうすぐに四国でも展示が始まります。島のお土産屋さんも新装してカフェが併設されました。色々なことが動いております。おそらく誰もが今日よりも明日はと、工夫して進んでいるのでしょう。わが工房も日々進化出来るようにと努力をしているところですが、なかなか前に進むことは簡単ではありません。おそらくそのうち時間切れになるのでしょう。ものごとを成し遂げるなんてたやすい事ではありません。それとわかってはいるつもりですがあがき続けるしかないのも実際に話です。たとえ、のたれ死ぬ事になってもそれを受け入れて悔いの少ないよう、やるだけなのです。

2024年6月24日月曜日

予兆

 今朝、散歩をしていて見つけたのですが。温泉の近くの駐車場で芙蓉が花を着けていました。家の庭ではハリミノウゼン花を着けているし、なんとホトトギスの花まで見つけました。いずれも秋に花。夏の終わりから蕾う作るような。ちょっと早すぎます。まさかとは思いますが何が異変の予兆では。ちょっとかんぐりたくなります。自然の変化に敏感な植物たち。いったいどうしてしまったのでしょうか。

2024年6月23日日曜日

湿度

 最近の湿気。家の湿度計で99パーセントを表示しています。我が家の年寄り犬、朝から肩でハアハア呼吸をしています。こちらも同じ。ジトっと汗がにじんできます。ある意味、夏本番よりもつらいかも。体がまだ慣れてませんから。今朝は水道が止まって山に行きましたが。案の定、水口が水路からはるか遠くへと運ばれていました。この時期、ヒルが吸い付いているのではと落ち着きません。今頃と秋口が最もヒルが多い時期ですから。先日U字溝にかぶせていたグレーチングが大雨で持ちあげられてなんという事でしょう、溶接がはがされてグラグラ。思い切って新しいのを注文して取り替えました。ふと横を見ると畑は草に覆われています。次々とやることばかり。まあ、こういう悩みも生きていてこそ。有難いと思って楽しく草取りに励みたいと思っています。

2024年6月22日土曜日

原点

 一区切りついてさて、何から手を付けようかと思案しました。いつものルーティーン、あれから始めますか。とりあえず原点に立ち返って、小壷から。陶芸を始めていつも立ち帰る原点が小さい丸い壷です。おそらく誰にもあると思います。迷ったり、悩んだりしたときにとりあえず出発点に戻ってみるというときが。すごろくでいうと振りだし。昨日は将棋の藤井壮太さんがついに常勝から転落。若いのですからまだまだこれから、這い上がって一皮剥けた姿を見たいものです。どんなに優れた人でも挫折を乗り越えて大きく育って行くのだと思います。話が大げさになってしまいました。とにかく、改めてこれからの道を求めて歩いてゆきたいと思っています。

2024年6月21日金曜日

初日

 今日から奈良の画廊での個展が始まりました。今回は来なくて良いよいという事ですべてあちらにお任せです。今までほとんど自分で並べていたのでどんな感じになっているのか気になるところですが、かえって別の感性にゆだゆだねる面白いかなと思っています。長い間この仕事をしてきましたのでいろいろなことがありました。けれども、今思い出すとそれぞれに違った出会いがありました。そんな出会いがまた次の新たな道を開くきっかけになったように思いま。今回はお客さんとの出会いはありません作品を通じて何かが始まることを期待しております。

2024年6月20日木曜日

散歩

 雨の中の散歩。近場をぐるり、時折しずく。デジカメ携帯。初撮影。何枚か保存。確かに、まだまだ不慣れで残しておくような画像はありませんが、撮らないと始まりませんから、意味なくガチャリ。今どきのカメラは自撮りもできるし、色々なアングルにも対応していて、確かバリアングルと言いましたっけ、散歩の相棒のスズちゃんもパチリ。そのうち画像がたまったらネットにも乗せましょうか。きっとそんなもの見たくもないでしょうが。

2024年6月19日水曜日

いつもの暮らし

 戻ってきました。いつもの暮らし。朝は散歩に始まり、釉薬仕事。本焼きの準備です。もうすぐ、四国のデパートで行われる展示の。昨日は陶芸体験が五人。偶然ですがもうすぐ始まる奈良の個展。会場になるギャラリーのすぐ近くとの事。話が盛り上がりました。なんでもチャレンジが大切。やってみないと始まりません。なるべく積極的にぶつかってゆきたいと思います。

2024年6月18日火曜日

晴れ間

昨日の大雨が嘘のよう。午後から晴天。 陶芸体験が五人。奈良からのお客さん。今度個展をやるところからすぐ近くとか。明日は次の開催への釉薬掛け。なんだか急に忙しくなってきました。有難いような、ゆっくりしたいような。もうすぐ梅雨も明けそうで、夏の観光シーズンが迫っております。

2024年6月17日月曜日

告知


 


個展のご案内をさせていただきます。期日は六月二十一日から七月九日までの開催となっております。場所は奈良県の久度画廊と申します。青い器に加えまして、仏像やオブジェも出品いたします。詳しいお問い合わせは画廊の方にお願いいたします。お近くの方のお越しをお待ちいたします。

2024年6月16日日曜日

奉仕作業

 奉仕作業でした。草刈りの。田舎ならでは。奉仕作業は基本、義務。その前の、各自が隣接農道の草を払うようにというのも義務。なかなか厳しいものです。年に一度の事ですが。世間話で島の色々な情報を仕入れます。雨が続いた後の晴れ間。蒸し暑くて汗がダラダラ。歳もあってグッタリ。昼休みは夢の中をさまよってしまいました。

2024年6月15日土曜日

雨漏り

 ここのところの大雨で家が雨漏りしてしまいました。築二十四年ですからもうかなり経っています。数年前に台風にやられてだいぶ傷んでしまい、ペンキ屋さんに塗りなおしてもらったのですが。家を建てたころちょうどアスベストの問題が起こり、材料を急遽変更した影響で耐久性に問題が生じてしまいました。運が悪かったと言えばそれまでですが、まさかこんなことになろうとは。さてとりあえず当面は応急措置で凌ぐにしても、この先の事を考えると対策を講じる必要がありそうです。出費が気になります。どうしたものか頭が痛くなります。

2024年6月14日金曜日

デパート

 昨日、画廊に作品を発送したところで、なぜか急に忙しくなりました。関西のデパート売り場から夏の展開の誘いが来ました。展開というのは期間限定での催事です。送った作品の余分がまだありますので二つ返事で応じることにしました。これで夏に向かっての仕事は埋まってしまいました。有難い事です。これからの景気が気になるところですが前に向かって進んでゆくだけ。少し経済が上向いてくれることを祈っております。

2024年6月13日木曜日

 最後の一個。ミシンで縫ったところ、なんと反対向きに縫いつけてしまいました。致し方なく、やり直そうとしたのですが、思った以上にしっかりと出来ていて、はさみで悪戦苦闘。何とか無理やり、ばらしました。結果、実に勉強になりました。わかったことは失敗は大きな経験だという事。成功の母。そんなことばがあったかどうか。なんとかやり直して、最後は紐を通して出来上がり。ところが、それが甘かった。紐がなかなか通りません。二本を通すのに四苦八苦。いやあ、勉強になりました。経験が一番の教師。そして、とうとう出てゆきました。全ての個展用の作品が。明日からまたいつもの制作が始まります。

2024年6月12日水曜日

ミシン

 一日ミシンの作業。糸がこんがらがったり、通し方がわからなかったりで苦労の連続。夕方までかかって何とか縫い終わりそうでしたが最後に下糸がなくなって終了。残念ながら今日中に終わりたいという望みは絶たれました。あとは明日に持ち越しです。縫い跡は汚く裁断を間違ったところもあってあまりうまくゆきませんでしたがまあ初めてなのでご勘弁をという事で。先日衝動買いしたデジカメは、在庫がなくてキャンセルされてしまいました。息子に頼んであまり高価過ぎずそれなりに写りそうなものを見つけてもらいました。ネットで注文したのですが果たしてどうなることやら。一度ケチがついたものってなかなか難しいものですから。息子の話だと今は時期が良くないとか。中古品でも高騰しているし、品薄とか。円安で海外からの注文が多いのかもしれません。だからと言ってその気になっているときですから、タイミングも大切ですし。

2024年6月11日火曜日

茶碗袋

 個展にお茶碗もいくつか送ろうとと思うのですが、むき出しではちょっと。昔は、桐箱をあつらえたものですが、それだとどうしても高価になりすぎてしまいます。そこで何とかそれなりに恰好良く出来ないものかと考えて。器を入れる袋を付けたいと思いました。ところがいざやってみるとなかなか難しい。手縫いでは時間がかかり過ぎます。ミシンでやろうと思ったのですが、これまで全く未経験。思いつきは良いのですがいざやってみるとハードルが高すぎます。まずミシンの使い方がわからない。ネットで調べながら悪戦苦闘。陶芸は長年やってきましたから大体ある程度は何とかなるのですが、裁縫は全くのド素人。今日はほとんど進みませんでした。残りの時間はわずか。何とか形になると嬉しいのですが。

2024年6月10日月曜日

農道切り払い

 次の日曜が、集落の農道切り払い作業の予定です。そこで恒例ですが、隣接農道を前もって切っておくことに。今朝からぼちょぼち作業をはじめました。最近よく使っている充電式の刈払い機に変わってエンジン式の出番。やはり作業能率が違います。朝のうち頑張って後は明日と思っていましたが、息子が手伝ってくれたので午後も続行。結局終了までやってしまいました。これで先ずは一安心。昨日衝動買いしてしまったデジカメがちょっと安すぎると思ったら、どうやら機種違い。古い型でした。十数年も前のものと分かり慌ててキャンセルしたかったのですが遅かりし。致し方ありません。使い倒してあげましょう。日々色々なことが起こるものです。

2024年6月9日日曜日

前へ

 午前中でほぼ荷造りが終わりました。個展に向けた。午後から制作を再開と思ったのですがお客様。先日も工房にきてくれた人。聞くと、最近赴任してきた、隣の小学校の校長先生とか。工房の建物が元その地域の中学校の木造校舎だと知ると興味深々。先日も色々興味を示してくれたのですが、今日もゆっくりと過ごしてく。ゆっくりと話に花が咲いて。途中でスマホを見ていたら欲しかったデジカメを見つけて、ついつい勢いでポチっとしてしまいました。ここ数日ずっと躊躇していたのですが、勢いとは恐ろしいものです。一人だったらあり得ませんが。そんなわけでカメラが届いたら、この陶芸屋久島日記にも、スナップ写真を載せようかと思い始めました。果たしてどうなりますことやら。

2024年6月8日土曜日

荷造りⅡ

 昨日に続いて今日も荷造り。何とかオブジェを包み終えました。後は食器。造っているときはあれもこれもと、必死でしたが、焼き上がってみるとちょっと作り過ぎかなあと不安になってきました。こんなに送ってしまって迷惑にならないのだろうかと。まだ行ったことがないギャラリーですから、勝手がわかりません。まあ、足りないよりはよかろうと思うのですが。迷惑を掛けないだろうかという心配も。色々考え始めたという事は多少ですが、余裕が出てきたという事でしょうか。何しろ最近個展をやってませんから。どれくらいのお客さんが来てくれるのか。どんな反応があるのか。あれこれ考えだすととめどがありません。おそらく明日あたりで荷造りの目途がたつと思います。これからまた、普段通り、制作中心の日々が待っていることでしょう。

2024年6月7日金曜日

荷造り

 荷造り開始。何とかここまでたどり着きました。作品の数は結構そろいました。特にオブジェがいろいろ。仏像をはじめとして、人物像、箱もの、顔が蓋になった壷等々。それから青い皿、緑の小鉢、粉引に刷毛目いろいろな技法の表現。五十年余り、毎日やってきた結果がおそらく出ているものと思います。また次があるかどうか。とりあえずは今持っているすべてを見てもらうことが出来るものと思っています。

2024年6月6日木曜日

焼き足し

 どうしても焼いておきたいものを見つけてしまいました。昔造ったオブジェ。箱の中で眠っといました。何か、ないかなと探していたら見つかってしまったものです。いつ作ったのかも記憶していません。おそらく十年以上前でしょう。一つにはアリが巣を作っていました。そんな昔のオブジェ。素焼きまでは終わっていましたが、いっそう壊してしまおうかと思いましたが、いやいやちょっと待てという心の声が聞こえました。それでは本焼きしておこうと思い準備をはじめました。おそらく当時はかなりの時間をかけて一生懸命に造ったに違いありません。エネルギーのようなものを感じましたから。今となっては自分が造ったというよりも、誰かの奮闘の跡を消してはいけないという気持ちです。長い間やっていると色々なことがあるものです。

2024年6月5日水曜日

釉薬掛け

 今回の個展に向けた最後の釉薬掛けを行いました。ちょっと足りないものを焼き足す為に。この歳になるとかなり疲れました。もうこれで終わりにしたい気分。若い頃と比べると頑張りがきかなくなりました。これが老いというものでしょうか。終活という言葉が浮かんできます。せめて収活でゆきたいものです。気が付けば畑は草だらけ。雨が続いたので余計雑草が伸び放題です。去年は今頃朝は暗いうちから畑にいました。確かホタルの事を書いた記憶があります。何とか早く荷造りを済ませて庭に畑にと復帰を果たしたいものです。

2024年6月4日火曜日

リスト

 奈良の個展に向けてのリストを作り始めました。ちょっと早い気もしますが。歳をとると気が急くというか、せっかちになる気がします。昔の話ですが。個展に作品が間に合わなくて。初日は何も並ばなかったことがありました。何が起こるかわからない、明日。長くこの仕事をしているといろんなん事がありました。初日に間に合いそうになく飛行機で送って、空港に取りに行ったこともありました。だからというわけではありませんが、早いに越したことはないと思うのですが。その事で息子とひと悶着。まだまだ焼かないといけない作品もあるのですが。久しぶりの個展、ナーバスになっているのかも。もう少し気楽に構えても良いと思うのですが。性分ですかねえ。

2024年6月3日月曜日

水道

 山から引いている水道が止まりました。水源地に上がると大雨で水があふれた様子。そんなにたくさん降ったかなと思ったのですが、パイプが雨でどこか遠いところに跳ね飛ばされていました。それに手で押してもびくともしないような大きな木の株が水路をふさいでいました。思い出すと確かに瞬間的には滝のような雨が降ったのですが。おそらく鉄砲水のような激しい流れがせき止めているコンクリの壁を乗り越えたのでしょう。山の恐ろしさをあらためて知らされたようです。屋久島の川は急流ですから、その場所がそれほどでもなくとも上流で激しい雨が降るとものすごい勢いの水が襲ってくるに違いありません。自然とは想像を絶する破壊力があることがわかります。油断大敵くわばらくわばら。

2024年6月2日日曜日

晴れのち

 朝から青空です。雨の季節に有難い晴天。窯仕事に追われています。なかなか思うようにはゆきませんが。まだあきらめきれず、縋り付いています。ギブアップを告げなければ戦闘は続行中ですから。死ぬまでネバーギブアップ。ここにきて個展に向かって、出来る手はつくしましたので、現在はその先を考えています。「たどり着いたらいつも雨降り♪~。」「アーシタ天気にしておくれー」。

2024年6月1日土曜日

リカバリー

 ドツボからの脱出。仕事の話ですが。何とか少しずつ這い上がりつつあります。ドツボから。奈落から。そう悪い事ばかり続くものではありませんので。まずは出来ることからしっかりと。陶芸という仕事は、化学です。温度による変化。いわゆる熱化学。うまくゆかないときは成分を変えたか、技法を変えたか、温度を変えたか。いずれにしても原因をしっかりと探し出して、そこを改めること。きわめて当たり前の積み重ね。後は神様にお任せする事。神様という言葉がおかしかったら見えない力にすがる事。いつか必ず良い結果が訪れることを信じて前を持いて進んでゆくだけです。