朝から土づくりのため、土練機を回しました。もう五十年以上も前のもの。昔、会社で使っていたものを引き継ぎました。会社が無くなって、雨ざらしでほぼ錆び腐っていたものを再生しました。フレームはすべて、新しいのに変えて、本体もすべて、ばらして組みなおしました。電気屋さんに繋いでもらったらなんと逆回転して、配線しなおしたものです。今では老朽化が進んで使うたびに潤滑剤をスプレーして何とか使い続けています。まるで我が身を見るようです。夕方建材店に用事が出来て出かけたところ、何十年ぶりかで、左官屋さんに出会いました。もう何年合ってないだろうかと昔を振り返ったのですが、後々思い出したら二十年以上も前でした。その間に建具屋さんは他界してしまったり、そのほか何人もの人たちが逝ってしまいました。長いようであっという間に過ぎてゆくのが、人の暮らしだと思います。