2026年1月16日金曜日

透かし

 角の花生けを造りました。注文で透かしを入れて。透かしというのは、水が漏っても構わないので、外側と内側とで、抜けた模様を入れるというものです。一つの器の注文に対して沢山出来てしまい、水が入らないのでは花を生けることが出来ません。最後になって、やはり穴をふさぐことにしました。焼き物屋とは悲しいもので、ついつい用を考えてしまいます。水が漏れなければ最悪花を生けることが出来るという悲しき逃げ。純粋にオブジェとして割り切れたらと思いつつ。生活を思うと、逃げを売ってしまいます。昔、彫刻をやってた友人に器職人と言われて、頭に来たのを思い出します。確かに、彼から見たら器職人に見えたのも無理からぬことです。