2024年11月29日金曜日

ボンジュール

今日の午後のお客さん。フランス語のガイドさんが連れてきてくれました。器を選んだあと、「ボンジュール ムッシュー」と言って帰ってゆきました。大昔、東京の四谷に住んでいた時「ボンジュール」という喫茶店があったことを思い出しました。あの頃の喫茶店、「ルノアール」とか しゃれた外国語の名前が多かった気がします。ルノアールは印象派の画家。高校時代美術部でマネとかモネとか印象派を勉強していました。それから浪人時代はセザンヌにゴーギャン、そのあとニューヨークのアート、例えばラウシェンバーグとか言う抽象表現主義、ちょっと前ご近所に住んでいた絵画の収集家がローゼンブルグの絵を持っていたという話を聞いてピンときませんでした。それがかのラウシェンバーグの英語読みと知って驚いたものでした。英語圏の人は工房を出てゆくときはハブ ア ナイスデイ と言って出てゆきます。言葉とは不思議なものだと思います。