2022年4月2日土曜日

花冷え

花冷え。 昔から桜の咲く頃に訪れる寒い日をこう呼ぶようです。ちょっと前なら、シートを敷いて、酒を飲んで体を温めて馬鹿騒ぎしたのでしょうが、コロナの中では、しみじみと冷たい風に身をさらすのみです。思い出すのは次男が生まれた時、あれはお釈迦様の誕生日、花祭りと言って、甘茶でお祝いしたものでしたが、今ではそんなしきたりもすっかり廃れてしまったようです。次男が生まれてすぐに、日赤医療センターの未熟児治療室というところに移され、生きても数週間と宣告されて、桜の下でお花見している人たちを横目で見ながら、あんな風に楽しそうに過ごすことは一生ないんだろなあと、暗い心で過ごしたものでした。あれから37年、次男はまだ家族としてしっかり一緒に過ごしております。何度もギリギリの瀬戸際に追い込まれましたが、その都度、奇跡の復活を遂げて現在に至っております。人の運命とは不思議なものです。今ではどちらが先だろうと思うようになりました。かくいう我が身も、ここ数日体調がすぐれず元気が出ない日々でしたが、ようやく、復活に兆しが見えてきました。おそらく、頑張りすぎた疲労が溜まっていたのでしょう。これから次々と春の花の頃、体調を整えて、季節とともに、春を愛でてゆきたいものです。


2022年4月1日金曜日

コロナ禍

 ここのところ、屋久島では二桁の新規感染者が発表されています。ほとんどがクラスターのようです。おそらく氷山の一角で、実際のところははるかに多い感染者が出ていると思います。次男が通っている通所施設でも新規感染が出て、今日は病院に検査に行ってきました。幸いにも陰性でしたが、あと一歩で家族も濃厚接触者になるところでした。PCR検査は島では一箇所だけ、一時間近く離れた病院でしか受けることができません。これまで近くの診療所で受けていたのは抗体検査だったようです。抗体検査は発熱がないと受けられないとか。でも前に。鼻水が出ただけで無理やり受けさせられたのですが。あれは一体何だったのでしょうか。システムが変わったのか。よくわかりません。遠いので施設でまとめて車を出したようですが、その途中で感染なんてことにならないか心配になります。うちではカミさんと二人で連れて行ったのですが、もし次男が陽性だったら、どういうことになったのでしょうか。現場も混乱しているようで、病院、保健所、診療所、施設と対応の追われていることでしょう。個々のケースにより難しい判断をしなければならないでしょうから。ここにきて第七波が押し寄せている気配があります。空港の駐車場も混雑しているようです。人は動かないと生きてゆけませんから。

2022年3月31日木曜日

次へ

 昨日、早速、注文品の画像を再送信してもらいました。本当に便利な時代になりました。まず、土を作るところから始めました。土練機を回して。最近あまりやっていない仕事の、スリップウェアーや彩色の器が多いので、まず化粧土との相性を合わせるところからはじめないといけません。土は配合を変えなくても、時間が経つと微妙に粒子や成分が変わってきます。ほんの少しの変化が、化粧の剥がれや釉薬の剥離につながってしまいます。ですからまずはしっかりと焼成試験をしておかないと、最後に泣くことになります。今日は、スリップウェアーの試作品も作ってみました。水分の含有率、化粧の粒度、どれを取っても微妙なさじ加減が必要難しい仕事です。

2022年3月30日水曜日

春の味覚

 昨日の晩ごはんは鯛めしでした。ラジオのパーソナリティーの話を聴いていたら、無性に食べたくなって無心したものです。街に出たらちょうど鯛のアラが売っていたとか。美味しかった。おかずは新じゃがの煮付け。お隣からいただいたものの中から小ぶりのを選んで、皮付きのまま茹でて醤油で和えたもの。しっとりほっくりとした食感で幸せになりました。春は植物たちも一気に育ち始めます。四季のある日本に生まれてよかったとつくづく感じます。朝の散歩が気持ちの良い季節になりました。

2022年3月29日火曜日

納品

今日、ホテルに納品してきました。秋からの仕事が全て完了です。長かったようなあっけないような。工房を片付けて、次の仕事の準備を始めました。四月の末までの仕事です。毎回、メールで注文を受けているのですが、どうしても画像が見つかりません。だいぶ前にサンプルを送ったもので、手元にも残っておりません。サーバーにも見つけられないと息子が頭をひねっています。 致し方なく、もう一度送り直して欲しいと依頼しましたが。コンピューターには思いがけない落とし穴があるようです。便利なアイテムですが、アナログ人間にはついて行けないことばかりです。大昔、初めてフックスが届いた時には何が起きているのか不思議でなりませんでした。実は未だにわかってないのですが。

2022年3月28日月曜日

及第点

 なんとか無事に焼きあがりました。及第点をあげてもよいでしょう。ただ、はっきりいうと置きに行った感は否めません。失敗しいないように。野球でいうと、ギリギリの際どい球でなんとか討ち取ったというような感じ。打たせて取る。なんにしても、これで乗り切れたように思います。

2022年3月27日日曜日

山場

 どうやら山場は明日のようです。ホテルからの注文の器作りも。最後の最後に難しい仕事を残してしまいました。もっとも釉薬がよれやすいのです。下地の白、その上に厚くかけるグリーンの釉薬。厚すぎるとよれるし薄いと発色が良くありません。実に難しい仕事です。もしうまくゆかない時は、謝罪して納期を伸ばしてもらうしかありません。何しろ、年度末。新年度の四月から使いたいということです。ギリギリです。うまくゆくのかドキドキヒヤヒヤ。この仕事、体に良くありません。本当に。