急に秋になりました。さしも続いた雨も、突然に上がり、午後から急に陽が差してきました。気温も下がって秋っぽくなりました。「秋深し隣は何をする人ぞ」芭蕉の晩年の句。「旅に病んで夢は荒れ野を駆け巡り」。なんだか物悲しくなります。今日はティーポットの注ぎ口の型を作りました。先日鹿児島で見た藤田嗣二の絵からヒントをもらいました。ステンレス製の茶こしはやめます。なんとなく馴染めません。そこで、気に入った雰囲気でゆこうと思います。モノ造りの最後は、わがままを言わせてもらうと、好き嫌いになると思います。好きこそ大切だと思います。