相変わらず今日も三島の仕事。片口とぐい呑みです。昨日挽いておいたものに、印を押して高台を削りました。三島の文様を入れるには小さいのですが、手作りの印だと何とか押すことが出来ます。ただ少し柔らかすぎの生地に押すときはコツがあります。普通の素材ではすぐに印が濡れて目が詰まってしまいます。そこで竹や木に加えて素焼きで作った印が役に立ちます。適度に水分を吸収してあまり詰まることがありません。これも長年やってきた経験が役立っている気がします。