三島に化粧を掛けました。色の対比を際立てさせるためにまずは黒化粧。その後に白化粧を刷毛目で付けました。最初は素焼き後に白化粧を掛けようと思っていましたが、急遽変更。素焼き後の方が色は際立つのですが、生で掛けると生地に馴染むように思えるからです。今回の変更が吉と出るか凶と出るか。焼いてみないと分かりませんが。陶芸という仕事は場面場面で結果に大きく影響するものです。結果は焼き上がるまでわかりません。毎回が新しい試み。ドキドキすることが続きます。全ては焼いてみないと分かりませんから。因果な仕事だなあと思う事が多々あります。