朝、診療所で傷口の洗浄をするとき、先生から昨日は出てなかったのにと、包帯を見せられました。赤い色に染まっています。浸出液が出てますねえとおっしゃいました。嘘もつけませんから、「ちょっと力仕事をしました。」と正直に告白しました。朝、我慢できずに、畑で畝起こしをしてしまったのです。鍬を使った力仕事です。出てしまうものですねえ。体は嘘をつきません。前の日はおとなしくしてましたので、綺麗だったのですが。先生がおっしゃるのには、まだ組織が露出しているので、ばい菌に気をつけないといけないとのことです。腫れが引くまでは皮も張らないでしょうとのことでした。こちらとしては、ついつい早く自由に手を使えるようになりたいですから、先を急いでしまいます。今日は工房で久しぶりに土練をやってみました。できないものですねえ、片手では。怪我をして改めてわかりました。両手が使えるありがたさがです。
2021年10月21日木曜日
2021年10月20日水曜日
朝仕事
今日も手が使えないので、朝の畑はお休み。その代わり工房で箸置きに化粧がけ。朝一で診療所で傷口の洗浄。当分来れますよねと言われて、どのくらいかかりそうですかと尋ねると、安定するまで二週間ぐらいですかねえと言われて、目の前が真っ暗。自営業ですから時間のやりくりはなんとかなりますが、色々予定が狂ってしまうのがなんとも痛いのです。かといって、ろくろ作業は無理ですし、外の大工仕事もはかどりませんし。それでも、怪我をした手にビニール袋を巻きつけて、汚れないようにしながら、のこで柱を切ったり、水糸を張ったり。少しずつですが前には進んでいます。身から出た錆ですから、腐らないように、前を向いてやってゆこうと思います。
2021年10月19日火曜日
診療所
朝、診療所に行って傷口を見てもらいました。家族に強く勧められたので。家で見たときは傷口は塞がっていましたが、診療所では、ぱかっと開いていました。どうやら周りが腫れて傷口が開いてしまったようです。先生は、こうなっては縫うことができないと言ってました。怪我をしてから何時間か縫えるリミットがあるそうです。二日経っていましたから。こちらとしてはそれほどひどい傷とは思ってなかったので。傷口を洗浄して、化膿止めの薬を塗ってくれました。本当は、肩から手をつるした方が良いとのことですが、それは勘弁してもらいました。作業が全くできなくなりますから。本当は使ってはいけないらしいのですが。この代わり、大工仕事は諦めて、工房で箸置きの仕上げをしました。明日もまた診療所にゆかなければなりません。当分通うことになるのでしょうか。
2021年10月18日月曜日
シロアリ
昨日から窯用に取っておいた薪を外の野焼き窯で燃やしています。片付けていたらシロアリが活動していたものですから。二日焼いても焼き終わりません。手の怪我も、深かったらしくなかなか乾いてくれません。薪を燃やしながら、裏の木工小屋の水道を移動したり、古いアルミサッシの戸を取り付ける準備をしたりしました。何しろ取り外す時にかなり無理をしたので変形したり曲がったりしています。それをなんとかハンマーで叩いて直しました。さしかけ屋根を止めるための板も壁に打ち付けましたが、前に息子に手伝ってもらった時には干渉しなかったはずの離れの庇がどうしても邪魔になってしまいます。致し方なく設計を変更することにしました。材料も無駄になってしまうのですが致し方ありません。できるだけお金をかけずに、古い材料で建てようというのが今回の小屋作りです。どんどんバラック化してゆきそうですが。
2021年10月17日日曜日
怪我
昼休みに、工房の裏の、木工作業所を作る予定の場所で、材木を動かしていたら、束石と材木の間に指を挟んで、怪我をしてしまいました。古材だったので、錆びた釘が心配でしたが、幸い柱と石に挟まれただけでした。それでも指の皮がむけて、痛いこと。慌てて家に戻って、簡単な手当てをしてもらいましたが、案外血が止まりにくくて、包帯が赤くなってしまいました。まあ、おとなしく休んでいればよかったのですが、薪窯の横の物置でシロアリを発見してしまったので、なんとか片付けないとと焦って動きすぎたようです。なんとか物置はだいぶ片付きましたが、出血がまた始まって、あとはそろりと気をつけながら作業をしました。この手で明日からの制作はできるのでしょうか。我ながら不注意ぶりに呆れています。
2021年10月16日土曜日
耕運機
今朝の畑仕事は耕運機で耕すことでした。場所によっては石灰を撒いて初めて耕運機を走らせたり、鶏糞を撒いて混ぜたり、最後の仕上げだったり、畑を移動しながらそれぞれの条件に合わせて耕運しました。途中で絡まった草を取り除いたり、石を拾ったりと、五時から初めて八時まで、大汗をかきながら終わった時は足がガタガタでした。体重計に乗ったら二キロも減っていました。それだけ汗をかいたということでしょうか。明日から雨という予報も出ていますから、なんとか頑張ったのですが。工房の午前中はあまり仕事になりませんでした。ちょっとやり過ぎたようです。
2021年10月15日金曜日
肥料
朝いちで肥料を買ってきました。待っていたセールが始まったからです。ちょうど使い切って。困っていたところです。秋野菜の種まきのためです。肥料といっても、うちでは鶏糞しか使いませんが。鶏糞が一番安いからです。昔、自然農の福岡正信さんの弟子だった人が使っていたのが鶏糞でした。荒れた土地を開いて作物を作るためには鶏糞が効くとその時学びました。自然農といっても何の養分もない土地では作物は育ちません。昔福岡さんの本を読んで、ついその気になって、耕しもせず肥料もやらずにタネをまいて、全く作物ができず枯れてしまいました。自然農をやっている人たちは助けを入れるとか言います。それが肥料分を与えるという意味だと後から知りました。ある程度耕し続けて作物が取れるようになった後、不耕起とか無肥料とかいろいろできるのでしょうが、全くのカチカチの荒れ地に作物は育ちません。そんな当たり前のことも、本を読んだだけの頭でっかちの若者にはわからなかったということです。話を鶏糞に戻しますが、去年はほぼ不耕起栽培でしたが今年は畑の土も固く締まっています。異常に雨が多かったということもあるでしょう。だから、耕運機で起こして、鶏糞を入れることにしました。収穫の喜びが何よりの励みになります。