本棚にあった「美しい人体の物語」というサブタイトルでマネキンという本を手に取っています。確か昔、手に入れたもので、現在読み返すとどんな印象になるのかという興味からです。七彩という、京都にあったマネキンメーカーでの話だったと思います。今も好きな彫刻家。向井良吉が代表を務めていたマネキン会社の昭和という時代を振り返っての内容です。ご自身も抽象彫刻家として活躍しておられました。当時、マネキン業界では美術大学を卒業してある程度人体造形を学んだ人が生活のためにマネキン制作の仕事に就くという事が行われていたようです。同様に、人形作りの世界にも彫刻を学んだ人が流れたケースもあったことでしょう。最近、人形づくりに興味が出てきた身として、その辺のところが気になります。