2024年11月20日水曜日

来客

 今日のお客さん。海外からの人ばかり。それもフランス人。売れる器も緑のもの。透き通ったな緑ではなく、くすんだ緑。肌寒くなって枯れたような色があっているのでしょうか。今日から気温がぐっと冷え込む予報。木枯らしが吹き始めるのでしょうか。

2024年11月19日火曜日

冬が

 急に冷え込んできました。秋を飛び越えて夏から冬に。昨日は暑いですねえと言ってたのですが。気分もぐっと冷え込んできました。これからは青い器は好まれないでしょう。寒々しく感じてしまいますから。心がほっと温かくなるような。特に器は暮らしに寄り添うものですし。その時の気分が大いに影響してきます。ぱーっと明るくなるような、そんなものが出来るとよいのですが。

2024年11月18日月曜日

会うは

 会うは別れの初めなりという言葉があります。人はいつか別れるという意味でしょうか。三か月ごとの病院の定期検診。久しぶりにすべて正常値。やった!と叫びたいところですが担当の医師が今年いっぱいで終わるらしいという話を待合室で耳にしました。最初の出会いは血圧が290まで上がって足元がふらついて診てもらった時でした。まだ個展をやっていたころ。ストレスと過労だったと思います。あの後個展をすべてやめて屋久島での制作中心に変えました。もう二十年以上前の事でしょうか。色々あって今回久々に数値がすべて正常というところまで来ました。そのタイミングでのお世話になった医師との別れ。次の診察では居ないでしょうとのこと。今後も島にはいるつもりという話です。またいつかどこかでお目にかかることもあるのでしょうか。

2024年11月17日日曜日

日曜の朝

 休日ですが朝五時から工房で過ごしておりました。昨日挽いた皿の手入れと体験作品の整理。相変わらずせわしない暮らしです。牛を飼っている人も休みはありませんから似たようなものと思っております。午後から少し時間が空いたので前に造った灯台シリーズを再開しました。ネットの動画で見たことを参考にやってみましたが全然うまくゆかず結局は自分のやり方に戻ってしまいました。やるとみるとでは大違いでした。逆に自分のいつものやり方を教えても人は上手くゆくとは限らないのでしょう。何しろほとんどの作業を蹴ろくろでやっているのですから。手と足が連動できなければ上手くゆくわけありません。

2024年11月16日土曜日

パン皿

 家で、出番の多いお皿で朝食のトーストと目玉焼きなどにちょうど良いお皿があります。スリップウェアで自宅用に作ったものです。そのシリーズを造ろうと午後から蹴ろくろで挑戦しました。大きめなので玉づくりで。玉づくりとはあらかじめ一つ分の重さを計っておいてそれぞれ亀板と呼ばれる台の上で作ってゆきます。今回のは直径25センチでそれぞれ一キロの粘土を使いました。午後からなので十枚ぐらいかなと思ったのですが十五枚できてしまいました。天気次第ですが明日削ってスリップを流せればよいのかなと思っています。

2024年11月15日金曜日

朝から

 五時まえから作業をしました。ホテルから器を頼まれて。五時前からです。最近朝早くから工房に下りることが増えてきました。昔は当たり前でしたが。だんだんずぼらになって、朝も散歩まで布団でぐずぐずしていました。しかし、朝の作業は気持ちが良く集中できます。ただし昼までは。昼食を済ませると爆睡。完全に気を失っています。そんな時に限って電話が鳴ったりお客さんが見えたり。今日は電話。パッと目が覚めるから不思議です。今日のも体験の問い合わせ。忙しいのはありがたいのですが。

2024年11月14日木曜日

体験

 今日の体験は六人。ろくろ体験と手びねりに分かれて。想像ですが病院関係かと思われます。年末までの短期助っ人でしょうか。患者さんはわがままですからストレスもたまることでしょう。残り少なくなっての思い出作りでしょうか。仕事はどんな仕事でも楽なものはありません。まして人間が関わっていると。かくいう我々も同様ですが。